作成日:2018/08/22
〜すべての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました〜
【厚労省、平成30年度地域別最低賃金の答申状況を公表】https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174622_00001.html
厚生労働省は、都道府県労働局に設置されているすべての地方最低賃金審議会が、今日までに答申した平成30年度の地域別最低賃金の改定額(以下「改定額」)を取りまとめました。
改定額の加重平均は874円(前年比26円増、平成14年度以降最大の引き上げ)
近隣の答申状況は以下のとおりです。
栃木県826(800)、茨城県822(796)、群馬県809(783)、埼玉県898(871)
( )は現在の額。
答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により、10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定です。
<地域別最低賃金の決め方>地域別最低賃金は、全国的な整合性を図るため、毎年、中央最低賃金審議会から地方最低賃金審議会に対し、金額改定のための引上げ額の目安が提示され、地方最低賃金審議会では、その目安を参考にしながら地域の実情に応じた地域別最低賃金額の改正のための審議を行っています。最終的に都道府県労動局長はその意見を聞いて地域別最低賃金を決定しなければなりません。

厚生労働省HPより