作成日:2018/01/29
平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況
平成29年に賃上げが実施されたかが分かる厚生労働省の資料「平成29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」が昨年公表されました。
これによると、全企業のうち、平成29年中に「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」と回答した企業は87.8%にのぼり、前年の86.7%を上回る結果でした。
調査の概況によりますと、賃金を改定に際し重視した要素は、高い順に以下のとおりとなっています。
(1)企業の業績 55.0%
(2)重視した要素はない 13.1%
(3)労働力の確保・定着 8.7%
(4)世間相場 5.1%
今後は人材不足が更に深刻化し、労働力の確保が最重要課題となるでしょう。また、労働力の確保にとらわれず、生産性向上の為の設備投資なども平行して進めるべきでしょう。
詳しくはこちらhttp://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/jittai/17/index.html