先日、厚生労働省が「平成27年障害者雇用状況の集計結果」を公表しました。

この結果によれば、平成27年の民間企業における実雇用率は1.88％と、対前年比0.06ポイント上昇し、過去最高を更新する結果となりました。また、雇用者の内訳を見てみると、
身体障害者は 320,752.5人（対前年比2.4％増）、知的障害者は97,744.0人（同8.4％増）、
精神障害者は34,637.0.0人（同25.0％増）と、いずれも前年より増加し、特に精神障害者の伸び率が大きくなっています。

厚生労働省「平成27年障害者雇用状況の集計結果」



今年4月より常時雇用する労働者数が100人を超え200人以下の事業主についても、障害者雇用納付金制度の申告が求められることになった背景もあり、障害者雇用が積極的に進められています。

高齢・障害・求職者雇用支援機構「障害者雇用納付金制度」