労働災害発生状況が発表されました。 | 椎名宮﨑社会保険労務士法人

作成日：2014/10/29

労働災害発生状況が発表されました。

厚生労働省労働基準局が平成２６年１月～９月末の労働災害発生状況を発表しました。

それによると、

①死亡災害・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・704人（前年同期655人）

②死傷災害（休業４日以上）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76,764人（前年同期75,293人）

③重大災害（一時に３人以上の死傷者を伴う災害）・・・190件（前年同期136件）

すべてにおいて、前年同期よりも人数（重大災害は件数）が増えています。

死亡災害の事故理由は

「墜落・転落」、「交通事故」、「はさまれ・巻き込まれ」の順で多く、

死傷災害は一番が「転倒」になります。

ついで、「墜落・転落」、「はさまれ・巻き込まれ」と続きます。

特筆すべきは重大災害で、全産業の合計が１９０件。

この数字は、前年同期に比べて５４件増、４０．３％も増加していることになります。

業種別では

・建設業・・８７件（前年同期と比べて４０．３％増）

・製造業・・３８件（前年同期と比べて１２３．５％増）と高い数値を出しています。

これから年末年始に向けて、気忙しい時期が続きます。

今一度、自社の安全対策を確認、再検討し、安全に対する意識を高めていきましょう。

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