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年度更新とは、前年度の保険料を生産するための確定保険料と新年度の概算保険料を納付するための申告・納付のことをいいます。本年度は7月10日までとなっております。
手続が遅れますと、追徴金（10％）を課される場合があります。

詳しくはこちら
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/roudou_hoken/_123002.html

さて、事業主の皆様が納付した労働保険料はどのように使用されるのでしょうか？
労災保険料については、労災保険給付等や社会復帰促進事業に使われています。
雇用保険料については、失業等給付や雇用安定事業や能力開発事業などに使われています。

平成27年度の実績は以下のとおりです。

【労災保険料】

�@労災保険給付　8,377億円
　61.8万人に新規の療養（補償）給付や休業（補償）給付、22.2万人に労災年金を支給しました。
　1位は、療養（補償）給付の2270億円、次いで遺族（補償）年金2195億円でした。

�A社会復帰促進事業　591億円
　後遺障害アフターケア、遺児などへの学資の支援、アスベスト等による健康障害防止対策など。

�Bその他　915億円
　人件費、事務費、労災保険料の清算返還金など。

�C繰越金　1981億円

【雇用保険料】

�@失業等給付　1兆5030億円
　平成27年度は新規に122万人に給付を行ないました。
　1位は一般求職者給付　6772億円、次いで育児休業給付4122億円でした。

�A雇用保険二事業　3894億円
　失業予防、雇用機会増大、能力開発などに使われています。

�B就職支援法事業　279億円
　職業訓練実施期間への助成、職業訓練受講給付金（雇用保険を受給できない方）など。

�Cその他　1214億円
　人件費、事務費、雇用保険料の清算返還金など。

とても社会に役に立っている保険ですね！