作成日:2016/08/29
〜平成28年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました〜
先月開催された第46回中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられました。各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク25円、Bランク24円、Cランク22円、Dランク21円となっており、当事務所のある県、及び関東の隣接県の例を見ますと以下のとおりとなっています。
栃木県(B) 751円⇒775円
茨城県(B) 747円⇒771円
埼玉県(B) 820円⇒844円
群馬県(C) 737円⇒759円
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は24円(昨年度は18円) となり、目安額どおりに最低賃金が決定されれば、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最高額となる引上げとなります。
詳しくはこちら
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http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000131557.html
<地域別最低賃金の決め方>
地域別最低賃金は、全国的な整合性を図るため、毎年、中央最低賃金審議会から地方最低賃金審議会に対し、金額改定のための引上げ額の目安が提示され、地方最低賃金審議会では、その目安を参考にしながら地域の実情に応じた地域別最低賃金額の改正のための審議を行っています。最終的に都道府県労動局長はその意見を聞いて地域別最低賃金を決定しなければなりません。
厚生労働省HPより